【旅育!!ノマド家族。】⑬『ロックダウン育!!在宅家族』
【旅育!!ノマド家族。】⑬『ロックダウン育!!在宅家族』
2021.07.19

現在、カンボジア国内で配布中のNyoNyum 113号から!

中村英誉さん、有紀子さん夫妻のカンボジアはじめ、海外での子育ての様子を紹介する「旅育!!ノマド家族。」もWEBサイトでも紹介!

第13回目の今回は『ロックダウン育!!在宅家族』について。

 

『ロックダウン育!!在宅家族』

プノンペンがロックダウンされた。これを読んでいる方々は多くはプノンペン在住者だと思うので細かい説明を省くが、家から出られない日々が続いているわけだ。

『旅育!!ノマド家族』というタイトルでやっているこの連載だが、今の現状はもはや『ロックダウン育!!在宅家族』状態。まさにちょうど真逆だ!!

カンボジア在住者の皆さんは、毎日大変な日々を送っていると思う。

しかし子供がいる夫婦が共働きの在宅ワークが、こんなにも大変だとは思っていなかった。子どもといると全く仕事が捗らないのだ。

そして、子どもといると遊んでしまう。仕事が捗らないと、無性に落ち込んでしまう。そのループだ。

でもこれは悪いことではないのかもしれない。

『三つ子の魂百まで』というが、3歳までの経験はその後の人生を大きく左右するという。だから、息子には色々な国を旅させて、貴重な経験してもらいたかったのだ。

しかし、貴重な経験ってなんだろうか?

ある意味現在、世界は人類史上まれにみる貴重な経験をしている。

少なくとも私が知る限り、この一年の我々の体験は前代未聞の体験になることは間違いないだろう。

ネガティブに考えれば、子どもたちは外へも出れず窮屈な時間を過ごしている。

しかし、このコロナ禍の非日常がなければ、家族での触れ合いはここまで多く持てなかったのも事実だ。

プールに入り、積み木で遊び、いっしょに絵を描く。

これはコロナがくれた本当に貴重な時間だ。

コロナの影響で貴重な経験をしている息子の世代。

親との交流も濃厚になり、今までとは違う常識の世代へと成長するかもしれない。

『旅育』はまた真逆の『ロックダウン育』も、なかなか悪くない。

 

筆者プロフィール

筆者: 中村英誉

『社会貢献×デザイン・アート』を目指す一般社団法人 Social Compass(ソーシャルコンパス)代表。カンボジアで出会った元青年海外協力隊員の妻と結婚し、息子のぼっこも誕生。「旅育ノマド家族を目指します !!」

◆ Social Compass公式WEBサイトhttps://socialcompass.jp

 

これまでの記事

父:中村英誉さんのインタビュー記事

①子供に優しいカンボジア社会

②初めての海外旅行!?

③変化を求め続けてきた僕にとって結婚・子供は人生最高のスパイスだった

④息子ぼっこ、YouTubeデビューを果たす!?

⑤息子はデジタルネイティブ世代!?

⑥City Bus で行く、 日帰りプチ旅行のススメ

⑦息子との再会を夢見ながら Zoom で成長を見守る日々

⑧こんな時こそ、クリエイティブに!

⑨夫婦仲の秘訣は相手の話を聞くこと

⑩旅育の成果現る!?

⑪『単なる一時帰国』が『ドキドキの大冒険』に!?

⑫子供との隔離生活で得た視点と気づき

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