コンポンチュナン陶器市
コンポンチュナン陶器市
2014.12.30

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コンポンチュナンのワークショップ(工房)を会場に、今年で2回目となるコンポンチュナン陶器市を11月8日と9日に開催、たくさんの人に来ていただき、無事終えることができました。

コンポンチュナン焼を販売するだけではなく、土鍋をモチーフにしたカンボジア民族舞踊の観賞、村で生産されている素焼きの七輪で楽しむBBQ、村の伝統的な土鍋で炊いたご飯、牛車に乗って村を散策、ろくろで作品作りに挑戦など、さまざまな焼き物にまつわる体験を楽しんでいただきました。

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陶器市を通して、私たちがチャレンジしてきた釉薬陶器をはじめ、広く地場の焼き物産業を振興させたい。焼き物の里としてさらに多くの観光客を惹きつけたい。そのためには、いかに地元をもっと巻き込めるか。地域のイベントとして盛り上げることができるか。プロジェクトとしてさらなる村への関わりが問われていると感じています。

おかげさまで私たちが作る釉薬陶器の販売生産を村にもっと広げていき、いずれまた違った形で、村を主体として陶器市を行うことができればと考えています。が好調で生産が追いつかなくなってきました。まずは、現在時間がかかっている粘土の精製、釉薬原料の粉砕を機械化して生産性を上げていきます。そして、需要に応じて生産者も増やしていかなければなりません。釉薬陶器の生産を村にもっと広げていき、いずれまた違った形で、村を主体として陶器市を行うことができればと考えています。

2014.12-2015.1月号(第74号)掲載

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