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【不動産コラム】 第7回 カンボジアの不動産における火災保険について

こんにちは、アンナアドバイザーズ代表の荒木杏奈です。

今回は、カンボジアの不動産における火災保険についてご紹介致します。

 

火災保険は火災だけが対象ではない

一般的に火災保険とは、一戸建てやマンション、ビルなどの建物と、建物の中にある家具などの家財を守る保険の事を言います。

何を保険の対象にするかによって、金額や守られる内容が異なってきます。

仮に建物のみに保険を設定した場合は、火事が起きてしまった時にカバーされる保険金は「該当する建物」が受けた被害の分だけということですので、家具などは守られません。

家具も守りたい場合は、家具も対象になる火災保険のオプションを選ぶ必要があります。

そして「火災保険」と聞くと、“火事”で家が燃えてしまったときに“保険”で守ってもらうイメージをお持ちの方が多いと思いますが、「火災保険」でカバーされるのは“火災”だけではありません。

例えば、川の氾濫や洪水が起こり、床上浸水した場合などの“水害”などの自然災害による損害や、水管が詰まり床が水浸しになった場合の水濡れ、また雷が落ちて電化製品が壊れたなどの“落雷”による損害、台風で窓が割れてしまった場合などの“風災”による損害、排窓を割られて空き巣に入られたときの“盗難”などの日常生活における事故も補償される場合もあります。

 

 

カンボジアの火災例

カンボジアで火災が起こる例として、絡まった電線からの発火が挙げられます。

カンボジアの電線は「ザ・新興国」をイメージさせるような、分厚い束になっている電線が多く、一等地と言われるエリアでさえこの様な状態です。

そして、その管理がされていない電線が日に日に劣化し、破損することで漏電や火災が起こります。

新興国にお住まいの方はニュースでもご覧になった事があるのではないでしょうか。

漏電とは、絶縁体の絶縁が破れたり、外的要因により導体間が電気的に接続されたりして目的の電気回路以外に電流が流れることを言い、感電、火災、電力の損失などの原因となります。

また、火災はタバコやキッチンのガスなどの火を使う環境から発生することが多くなります。

コラム第6回でも記載しましたが、基本的にどの建物でも禁煙ですが、喫煙をしている入居者も多く、それを徹底している物件はわずかです。

ただし、これらの様な環境を避けて物件選びをすると、現在のカンボジアの不動産環境であれば、投資物件にせよ賃貸物件にせよ、選択肢が大きく減ってしまいます。

新しい開発エリアは電線が地下にあるため、電線は見えません。

プノンペン中心地で言うと、現在はダイヤモンドアイランドやプノンペンシティーセンターくらいでしょう。

 

地震や噴火などの自然災害の保険

火災保険だけでは、地震・噴火・津波を原因とする建物や家財の損害は補償されませんので、そういった可能性がある場合は、地震保険をご契約いただくことをお勧めいたします。

 

まとめ

同じ「建物」や「家財」の補償でも、保険会社によって、その補償範囲や補償額に違いがあります。

また、保険料の違いだけで比較するのではなく「どんな時に、いくら支払われるか」という点での比較も大切です。

カンボジアはまだ他国に比べると建物の管理の歴史が浅いため、管理体制・環境が整っていない場合が多いです。

保険は任意になりますが、当社では万が一の事態に備えて、特に火災保険には加入されることをお勧めしております。

現地で管理をしている不動産会社にお問合わせしてみて下さい。

 

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アンナアドバイザーズ株式会社 代表取締役 荒木杏奈さん

1984年生まれ、東京都出身。日本で働いていたときに東南アジアの投資環境を調査。その後、一念発起して2012年にカンボジアへ移住し金融機関に勤務。2013年に独立し、不動産会社を設立。2019年には一般社団法人「RE AGENT」の代表理事に就任。今年1月女の子が誕生し、2児の母となった。
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