カンボジア生活情報誌「NyoNyum(ニョニュム)130号」配信のお知らせ!
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2024.04.12

カンボジア生活情報誌「NyoNyum(ニョニュム)」130号を発行しました!

今回の特集は、「クメール正月ってどんな意義がある?」です。

 

クメール正月ってどんな意義がある?

毎年4月の半ばが3連休となるクメール正月は、稲刈りなどの農作業が済んだ時期にやってくる。乾季の最も暑い時ということもあって、カンボジアの人々は新年に合わせて長期休暇をとって身体を休める。待ち望んでいた新年を迎えるために、伝統にのっとった飾りつけなどをする様子が街のあちこちで見られる。そんな人々のエネルギーが伝わる伝統的なクメール正月にはどんな意義があるのだろうか。

プノンペンには、クメール正月の連休で田舎へ帰省して家族で過ごす市民が多くいる。街の中は人の影がすっかりなくなり閑散とするが、正月を祝うために故郷へ帰省した人々は、一年間の仕事の疲れを癒すために色々な過ごし方をしているようだ。

今年も待ちに待った正月の時期がやってきた。今回はクメール正月の由来やその意義、人々のレジャーの様子、ニョニュム編集部スタッフの正月の過ごし方など、この行事にまつわるあれこれを連載でご紹介していく。

編集後記

カンボジアで生活している皆様は、クメール語のソンクラン(正月のこと)という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。2024年のクメール正月は4月の13から15日まで行われます。来る今年の新年の女神の名前はモハー・テリァ・テヴィと言い、ホテイアオイの花を耳に挿し、好きな食べ物は鹿の肉、右手に円盤、左手に槍を持ち、クジャクの乗り物に乗り、13日の深夜22時17分24秒に降臨するとされています。

タイとラオス、ミャンマーの水かけ祭りと共通していますが、クメールのソンクランは古代から受け継がれてきた伝統行事が執り行われます。国の経済発展と共に、2013年からクメール正月を外国人観光客にアピールするためにアンコールソンクランのイベントがシェムリアップで盛大に行われるようになりました。

主な伝統行事であるクメール正月の儀式は、宗教的と伝統的な見方からみると色々な意義があります。いよいよ間近となった今年の正月の様子やイメージをニョニュムのウエブマガジンの愛読者の皆様に共有したく、編集部のスタッフが各々の正月の過ごし方などのレポートを通じて今回の特集を組むことを決めました。今回の特集の連載を通して日本の皆様に改めてクメール正月の意義や市民の過ごし方などが伝わると嬉しいです。(ノップ・ヴィサール)

特集の目次:

伝説とクメール正月

  • クメール正月の由来
  • 7人の女神とは?
  • クメール正月はなぜ4月なのか?
  • クメール正月の3日間の儀式ってどんなもの?

クメール正月の準備とあれこれ! 

  • 新年の女神様から幸福を授かるための準備とは?
  • 正月の供え物はどんなもの?
  • お正月の楽しみは?
  • だれでも水かけをしていいの?
  • 親孝行、善い行いの見せどころ?!
  • クメール人が思う新年の意味とは?

寺の存在とクメール正月とは?

  • クメール正月と砂山造りの儀式
  • 仏像を清める
  • 寺での儀式参加とその意義とは?

ニョニュムスタッフの正月の楽しみ方・過ごし方

今年の正月と市民の感想

 

 

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