(日本語) メコン川の向こうの田舎に行ってみた【インターン日記シーズン4⑩】
(日本語) メコン川の向こうの田舎に行ってみた【インターン日記シーズン4⑩】
2019.11.04

スオスダイ!スースダイ!
高専機械科を休学してNyoNyumでインターンをしているせいしろうです。(前回はココナッツストリートについて書きました。前回の記事はこちら)

ココナッツストリートでココナッツジュースを飲んだ後、カンボジア人のロアット先輩とメコン川の向こう側の町に行きました。メコン川の向こうにはプノンペンの町のシルエットが見えるのどかな田舎が広がっていました。
ということで、インターン日記10回目はメコン川の向こうの冒険について紹介します。

場所の確認

プノンペンは、トンレサップというカンボジアにある大きな湖からくるサップ川とメコン川が合流する場所のの西側にある街です。そこから渡し船で川を渡った先にあるアレークサットという港が今回の目的地です。

この港は、少し前までプノンペンをぐるりと取り囲んでいるカンダール州でした。しかし今は拡大を続けるプノンペンの一部になっているそうです。
プノンペンは地価が上がるというような理由で、頻繁に拡大しているようです。Googleマップも追いつけない速さで拡大しているようです。

渡し船にのってみた!

プノンペンの街からこの渡し船でメコン川を渡ります。

プノンペン近くのメコン川には橋が架かっていないので、乗客であふれていました。
川の真ん中あたりに、川の色が茶色と青にきれいに分かれているところがありました。茶色いサップ側と青いメコン川がぶつかったあと、しばらくは混ざらずに流れているようです。

昼下がりに西に向かっていどうしたので。プノンペンの町の影がきれいでした。
ほとんどの高層建築は建設中ですが、影はしっかり完成しているので、遠くからみるとプノンペンという町はずいぶん都会に見えます。

アレークサットに行ってみた

対岸は、川のカーブの内側なので浸食が遅いという理由なのか、お金が来ていないのか護岸が整備されておらず土の船着き場でした。しかし町はきれいでした。

アンコールワットやホーチミンに行くときに見た田舎は幹線道路沿いでした。そのため移動の休憩場所といったような食堂や商店を中心にできていました。しかしアレークサットの港町は生活感にあふれていました。

プノンペンの発展につれて、この町からプノンペンへ通勤する人が増えたかもしれませんが、昔ながらの生活が営まれているのではないかと思います。落ち着いた印象のちいさな町でした。

少し進むと家屋はなくなりました。こうなるとむしろ落ち着いたというよりもむしろなにもありませんでした。

馬が草をはむ向こうで、オレンジ色の空を背景に四角い影がたくさん並んでいます。
ここにきて、プノンペンは大都会かもしれないなと思いました。

ナイトマーケットにも行ってみた

旅の終わりに年中夏祭りで露店が出ているナイトマーケットに行きました。

ナイトマーケットは食べものエリアと衣料品エリアに分かれています。食べものエリアでは、。お店の裸電球が投げかける、ほのかなオレンジの明かりに包まれて住民も旅人も一緒にぼんやりしていました。プノンペンのナイトマーケットは南国のイメージにあるような強烈な熱気はなく、まったりした時間が流れていました。

そんなまったりしたナイトマーケットを眺めながら、NyoNyumにゆかりがあるココナッツアイス屋さんでチョコアイスを食べました。
思い返せば、キァさんのココナッツから始まった先輩との探検は、終わりもしっかりココナッツでした。いいココナッツの一日でした。

感想

小説にもあるように川やトンネルを超えると世界が変わるというのは、なんだか普通なことのように思えます。しかしそれはながーいトンネルをぬけた先であって、船で10分行った先では大いに驚きます。
金ぴかのカジノが巨大な壁を思わせる高層住宅に囲まれ、高級酢スーパーカーがが原付と並走する街から船に乗ったら、群牛がのそのそ草をはむ原っぱが続いていました。
いつか対岸にも街ができるほど、広く平たく発展してほしいと思いました。

 


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