フン・セン首相、南シナ海問題で中国支持を表明
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2016.06.23

カンボジアのフン・セン首相は20日、プノンペンで行われた大学の卒業式に出席し、南シナ海の領有権問題で中国を支持する内容の講演を行った。

中国は南シナ海で領有権主張や人口島造成を行っており、これが国際法違反に当たるとしてフィリピンが反発している。現在フィリピンは中国を相手取って国際裁判を起こしており、近く常設仲裁裁判所(オランダ・ハーグ)が判決を下すことになっている。その前にカンボジアは中国への支持を明言する形となった。

昔からカンボジアは多額の援助を中国から受けている背景があり、最近は経済援助額で日本を抜かし中国が首位となっている。なお、アフリカのザンビア、カメルーン、エチオピア、マラウイなども中国支持を表明している。

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