どうしましたか #66 コロナワクチンをうってきた
どうしましたか #66 コロナワクチンをうってきた
2021.06.29

カンボジア生活情報誌NyoNyum Magazine にて連載している医療コラム「どうしましたか」

ケン・クリニック院長の奥澤健先生が、流行病の対策、風邪やけがの処置方法から、病院での出来事、おすすめのダイエット方法までいろいろな医学トリビアを愉快に綴ります。

今回は、先生自身がコロナワクチンをうってきた様子について紹介します。

 

コロナワクチンをうってきた

私と当院の日本人スタッフは皆、4月にCOVID-19 ワクチンを2回接種した。中国のSinovac 製である。

有効性と副反応に不安がないわけではなかったが、いつまで待てば欧米製のワクチンがうてるのかわからないので、意を決して接種してきた。

カンボジアでも周辺諸国でも「ワクチン接種済みなら入国時の隔離期間が短くなる、あるいはなくなる」という情報も理由の一つである。

実際その後、EU 諸国でもそのようになっていくだろうというニュースを聞いた。

さて、カンボジア人の間ではワクチンについて様々な情報が飛び交い、デマや噂も多いので混乱を招いているようである。

当院のカンボジア人スタッフに聞いた話で「接種後にアルコールを飲んではいけない。シーフードを食べてはいけない。スパイシーフードもダメ。でもカンボジア料理ならよい」というものがあった。

しかも接種会場で医師(?)に言われたというのである。わけがわからない。

私が接種した日はスタッフとの食事会があったので、「そんなことはない!それはFake news だ!」と言って、酒も刺身もピリ辛つまみも目の前で食べて見せた。

酒が進むうちに、ほどなく注射後の筋肉痛は消失した。痛みが麻痺しただけかもしれない。

2回目を接種した夜も、もちろん臆せずにビールもハイボールも飲んだ。その日もその後も全く問題はない。

だが、これはあくまで私の個人的見解。よい大人の皆さんは自己判断でお願いします。

(この記事は2021年6月に発行されたNyoNuym113号に掲載されたものを再掲しています。文中の情報は発行当時の情報です。)

 

コラムニスト:奥澤 健(おくざわ・けん)

医学博士
2010 年 2 月よりプノンペンにケン・クリニックを開業。1963 年生まれ。東京医大卒。キズを早くきれいに治す「湿潤療法」と医学的に正しい 「低糖質ダイエット・健康法」を指南。NyoNyum48号(2010年8月発行)より本コラム連載。

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49:ざんねんな(?)デング熱ワクチン
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52:食あたりに気をつけて!
53:クリニック開業とインタビュー
54:狂犬病ワクチンがない!?
55:熱がないのにデング熱
56:問診不可能なカンボジア人患者(前編)
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61:手洗い習慣の功罪
62:「with コロナ」でいきましょう♪
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