(日本語) お坊さんと過ごす激レア体験も。教育の未来を考える3都市周遊の旅
(日本語) お坊さんと過ごす激レア体験も。教育の未来を考える3都市周遊の旅
2018.08.17

「平和につながる旅」を提供する旅行会社ピース・イン・ツアーから、カンボジアのスタディツアー体験記が届きました。

今回ご紹介するのは、仏教国カンボジアの歴史と今を知り、未来を考えるスタディツアー「仏教国カンボジア! 教育の未来を考える6日間」。個人ではできない体験が盛りだくさんの内容は必見です。

 

1日目 大都会プノンペンを感じる

まずは、カンボジアの首都プノンペンへ。

新興国と呼ばれるカンボジア。プノンペンタワーの屋上にあるスカイバーから見下ろすと、大都会プノンペンを直に感じられます。最高の眺めとともに、縁あって集ったわたしたちの出会いに乾杯して1日目は終了。

ピースインツアー

 

2日目 カンボジアの歴史を知り、考える

宗教省管轄の仏教研究所にて、約30年にわたりカンボジアの教育と仏教の復興に貢献している手束耕司さんにお会いし、カンボジアの歴史と今を知ることのできる貴重なレクチャーを受講します。

カンボジアで一番有名なワットウナロム寺をご参拝。カンボジアの人たちに交じってカンボジアスタイルでお参りをしました。

ピースインツアー

そして凄惨な歴史を知ることのできる場、トゥールスレン博物館を見学。たくさん考えさせられる1日でした。

 

3日目 バッタンバンへ移動。お寺の日常生活を体験

3日目は、寺まちと呼ばれる第2の都市バッタンバンへ移動。

ポルポト派が政権を握っていた時代に過酷な労働を課せられ、また虐殺の場が数多く残る町でもあります。

プノンサンポー山の頂上にあるお寺を参拝したのち、キリングケイヴと呼ばれるかつての虐殺場を訪れてご参拝。いま現在は慰霊塔が建てられています。移動中のバスのなかで覚えたお経をみんなで唱えました。

いよいよ今宵の宿坊へ。女性でも安心して宿泊できるお寺に1泊します。手束さん同行でなければ実現できない貴重な体験。

住職へご挨拶した後、お坊さんや宿坊に暮らす女性たちとともに読経と瞑想体験。お寺の日常生活にお邪魔させていただくという気持ちを忘れずに!

そしてお寺に暮らす女性たちと交流。なぜお寺に暮らしているのか、彼らにとって仏教とは何なのか? 普段は聞くことのできない彼女たちの心に迫ります。日本から持参したお茶やお菓子をとても喜んでくれて、嬉しい気持ちに。

 

4日目 仏教を間近で見る。そしてシェムリアップへ

早朝に起床し、読経と瞑想、そして托鉢体験。周辺のお宅をめぐり、人々の暮らしに仏教が当たり前に存在する光景を見ることができます。

お坊さんやお寺に暮らす女性たちと一緒にお寺のビュッフェ朝食。小坊主さんからベテラン僧侶までずらりと並んで食事をとります。わたしたちもお寺に暮らす女性たちと一緒にお坊さんの対面でいただきました。こんな体験、他では絶対にできません!

お寺を後にし、観光の街シェムリアップへ向けて出発。3都市目へ向かいます。

シェムリアップに到着後は、お寺が併設する公立の小学校を訪問。日本の文化を紹介したり、折り紙や画用紙と色鉛筆をつかって子どもたちと交流します。学校の敷地内にお寺があるのはカンボジアではごく当たり前の光景。カンボジアの教育が仏教とともに復興してきたことが伺える環境です。

子どもたちの笑顔をみると、カンボジアの未来は明るい! と思わずにはいられません。

 

カンボジア最後の夜は、講師として同行してくださった手束さんを囲んでツアーを振り返りながらの夕食会。カンボジアのことをさらに深く伺うチャンスです。最初は真面目に、そして最後は……。徳島県出身の手束さんに阿波踊りを手ほどきを受けてみんなで一緒にヤットサー。ものすごく楽しい宴となりました。

 

5日目 クライマックスはアンコール遺跡で

最終日は、クメールの心、カンボジアの人たちの誇りであるアンコール遺跡群を見学。カンボジアの人たちが大切に護っている遺産の偉大さを実感しました。

そして名残惜しいけれど帰国の途へ。あまりにも濃厚すぎる5日間に消化不良!? このツアーでは歴史、仏教、教育と多方面からたくさんの学びを得ることができます。自分の世界観が一気に広がり、カンボジアについてもっと知りたい! という思いが増幅すること間違いなし。

カンボジアがはじめての方はもちろん、2度目3度目のカンボジア好きの方、そしてカンボジアに在住する日本人の方にもぜひ参加していただきたい! そんな中身の濃いものだと再確認しました。

心の復興とともにあるカンボジアの歴史の歩みを体感し、明るい未来を思い描いてほしい! そんな思いで企画されたツアーでした。

・ツアーの詳細を知りたい→社会人限定!仏教国カンボジア 教育の未来を考える6日間

(提供:ピースインツアー

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