(日本語) プノンペン大学CJCCの秋祭りで初取材【インターン日記シーズン4②】

TOP › Webマガジン › (日本語) プノンペン大学CJCCの秋祭りで初取材【インターン日記シーズン4②】

2019.09.16

インターン日記シーズン4

スオスダイ！スースダイ！高専機械科を休学してNyonyumでインターンをしているせいしろうです。(前回の記事はこちら)
インターン2週目は、おもにフルーツの情報集めをしています。
先輩記者のお供としてロシアンマーケットをぐるぐるしたり、市場で聞いた情報をまとめたり、フルーツの味見係をしています。

InternDiary4_2_pic1

ドラゴンフルーツの種が消化されないことを知らなかったので、トイレでびっくりしました。

さて、インターン日記の2回目はプノンペン大学にあるCJCC(カンボジア日本人材開発センター)で開催されたHarvest Moon Festivalでの取材(?)についてご紹介します。

Harvest Moon Festival取材記事

CJCCとは

InternDiary4_2_pic2

CJCC(Cambodian-Japan Cooperation Center : カンボジア日本人材開発センター)は、カンボジア経済と日本経済をつなぐ人材の育成を行うプノンペン大学にある機関です。
毎年2月にはカンボジア最大規模の日本イベント「絆フェスティバル」が開催されるなど日本に関わるイベントを定期的に開催しています。

過去のNYONYUM WEBマガジンでCJCCの紹介をしております。ぜひご覧ください！

Cambodian-Japan Cooperation Center (CJCC)

Harvest Moon Festivalとは

Harvest Moon FestivalはCJCCとCKCC(韓国の支援により設立された人材開発センター)による共同開催のイベントで、日本と韓国の伝統行事である月見(韓国では「秋夕」)にまつわる文化紹介のイベントです。

Harvest Moon Festivalに行ってきました

InternDiary4_2_pic3
午後の閉会式を取材するため(?)に、式典などのメインの行事が終わったお昼過ぎに会場に行きました。

InternDiary4_2_pic4
ギョーザやそうめんなどの模擬店がでている中庭をぬけて会場のアンコール絆ホールに向かいます。

InternDiary4_2_pic5

アンコール絆ホールは450人収容できるステージのある講堂です。このホールで閉会式が行われます。

InternDiary4_2_pic6

会場に入ると開始直前でした。

InternDiary4_2_pic7

開会式は和服と韓服のファッションショーで始まりました。

InternDiary4_2_pic8

ファッションショーに続いて日韓カンのPOPミュージックの演奏が行われました。日本のPOPミュージックは3人の歌手によって行われました。
写真は、日本語とクメール語をあわせた自作曲を披露したNyoNyum編集部のKatsumoto Takumiさんです。クメール語と韓国語でのあいさつと、心にしみる歌詞で会場を沸かせました。

Katsumoto Takumi さんのFacebookはこちら

InternDiary4_2_pic9

韓国のPOPミュージックはダンスパフォーマンスでした。

InternDiary4_2_pic10

カンボジア音楽は弾き語りの男性が3曲演奏し、観客も手拍子を打ったり、一緒に歌ったりといちばんの盛り上がりでした。
今回のHarvest Moon Festivalの他にも、CJCCでは年間でたくさんのイベントを行っています。ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

取材記事おわり

初取材の感想

いい気づきがありました

「事前に調べて、現地で写真を撮って話を聞いて、無事に帰ってきて、文章にまとめる」という一連の作業を通して、大切かもしれない気づきがありました。たとえば写真に関しては「物、机、人、お店などそれぞれの単位ごとにフォーカスをおいて主役を明確にするべき」ということを発見しました。現地での情報収集は、これはもっと経験と技が必要ですが、「事前情報の確認ではなく新しい情報を見つけるべき」という事を発見しました。

私(せいしろう)の伝えたい「この国」とは？

InternDiary4_2_pic11

NyoNyumには『「この国」を伝える。カンボジア生活情報誌』というキャッチコピーがあります。
今回はじめて、「この国」のごくごく局所的な事実をお伝えすることを体験しました。しかし、ほんとうに必要なのは事実だけでなく魅力を伝えることだとNyoNyumの記事と比べて思いました。そしてNyoNyumの魅力的な記事のひとつひとつを読むうちに、魅力を伝えるには愛がなくてはならないように感じました。愛にできることはまだあるのです。

私(せいしろう)は「この国」が好きですが、まだ強烈な愛がありません。
まず「この国」を知るために、先週の業務のフルーツ味見係のように「この国」の酸いも甘いも、片っ端から味見しようと思います。
いつかみなさまに、私(せいしろう)の愛してやまない「この国」をお伝えできるようにがんばります。

インターン日記シーズン4　次の記事はこちら