そろそろ打ち止め…?
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2012.12.17

ボンユキは知る人ぞ知る、超零細優良企業のシャチョ~。そのわが社の2012 年重大ニュースといえば、2 名のスタッフが日本を訪れたこと。営業担当のサンバットは外務省のプログラムに参加することができて7月に、デザイナーのパゥちゃんは私がある日「パゥちゃんを日本へ連れて行く! 」と思い立ち、9 月に実現したものだった。

2006 年、わが社がまだちいさなちいさな会社だったころ、創立当初からのスタッフで、今やGM として才覚を発揮しているモムちゃんと、オフィス兼住居のお手伝いのニナさんを連れて日本へ行った。2 人とも勤続6 年。桜の花咲く4 月のことだった。せっかく、日本人の会社に勤めるという縁があるのだから、ほかのスタッフにも日本を知ってもらいたい。連れて行きたい。ずっと私の願いとなっている。

でも、ニョニュム事業は資金的に、大嵐の中にいる小舟のような状態が続き、創刊直後に入社したパゥちゃんに「日本へ行こう!」っていう言葉をかけるチャンスがなかなかみつからなかった。そんな時に、日系企業に対して外務省のプログラムのためにスタッフ派遣の呼びかけがあり、真っ先にパゥちゃんをと思ったのだけど、ニョニュムの締め切りと重なっていたため断念。次に在籍年数の長いサンバットに白羽の矢を立てたのだった。

でも、やっぱりパゥちゃんが日本に行っていないことは不覚。いつか必ず近いうちに、と思っているときに9 月に行くチャンスをつくり出し、念願を果たすことができたのだ。そんなボンユキの執念が、今回の特集に。感じ方がいろいろあり、行って帰ってきたことの成果はあったと思う。

これから超零細優良ボンユキ会社がますます大きくなっていくのかはわからないけど、ある程度長く勤めてくれるスタッフはみんな日本に連れて行ってあげたい。だから…、これ
以上会社を大きくして人員を増やすのはやめよう。なぁんて思う超弱気な優良シャチョ~だったりするのだ。

2012.12月-2013.1月号(第62号)掲載

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